=あ行=
Iot
「Internet of Things」の略。「モノのインターネット」と呼ばれ、身の回りの様々な電化製品などのモノとモノがインターネットでつながり、情報交換することにで相互制御できる仕組み。
ICT
「Information and Communication Technology」の略。「情報通信技術」のことで、従来から使用されている「IT」に変わる言葉。海外ではICTのほうが一般的に使われている。
Iターン
大都市部から地方都市へ移住すること。「I」は都会から田舎への動きを示す。
アグリビジネス
農業を中心とした関連事業のこと。農薬・肥料・農機具に加え、加工・研究開発・流通などの関連事業。近年ではバイオテクノロジーなどの参入も進んでいる。
一年一産
畜産用語。子牛の生産技術のこと。
育種
生物の持つ遺伝子的形質を利用して改良・育成すること。品種改良と同じ意味で扱われる。
インバウンド
「inbound」。外国人観光客が日本国内に旅行に訪れること。
EPA
「Economic Partnership Agreement」。「経済連携協定」のこと。貿易に関わる関税撤廃や非関税障壁の引き下げなどの課題を取り除くなどの、取引円滑化を目的とした経済制度。
SDGs
「Sustainable Development Goals」の略。エス・ディー・ジーズと読む。国連加盟193カ国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の“持続可能な開発目標”のこと。
F1品種
異なる系統や品種の親を交配して得られる作物や家畜の優良品種のこと。一代目の子のこと。日本の市販されている野菜のほとんどはF1品種。食肉用の鶏や豚などでもF1品種が飼育されている。
園芸
産業としての園芸は、農業の一部。果樹・野菜・花きなどを生産すること。
AI
「Artificial Intelligence」の略。人工知能のこと。人間の知能をコンピューターに模倣しシステム化すること。
Oターン
一度Uターン就職した人が、田舎暮らしの刺激のなさや保守性に嫌気がさし、再び大都市に戻ってくる風潮のこと。
=か行=
化学肥料
化学的処理されて作られた肥料のこと。人造肥料。
果梗(かこう)
最も上方の葉から果実までの枝の部分のこと。
客土
栽培上必要によって圃場(農地)に特定の土を持ち込むこと。
GAP
「Good Agricultural Practice」の略。「農業生産工程管理」のことで、農業における食品安全・環境保全・労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のこと。
厩肥(きゅうひ・うまやごえ)
家畜の糞尿と藁や落ち葉を混合した有機質肥料のこと。
グリーンアドバイザー
日本家庭園芸普及協会が認定する資格。植物の育て方の正しい知識や、園芸・ガーデニングの魅力や楽しさを伝えることのできる人に与えられる称号。
経産牛(けいさんぎゅう)
出産を経験したことのある牛。主に乳牛のこと。
契約栽培
飲食店などの消費者が、特定の農家に対して、栽培に関する特定の取引条件で予め契約し、それに基づいて農家が農作物を栽培し届ける仕組みのこと。
ゲノム
遺伝情報全体のこと。ドイツ語由来。
限界集落(限界自治体)
過疎化などによって、人口の50%以上が65歳以上の高齢者になり、社会的共同生活や集落の維持が困難になりつつある集落のこと。
耕運
田畑を耕すこと。
光合成
植物などが、光エネルギーを化学エネルギーに変換する生化学反応のこと。
国連食糧農業機関
「FAO」。世界194カ国とEUが加盟する、栄養水準及び生活水準の向上・食料及び農産物の生産及び流通の改善・農村住民の生活条件の改善を目的とした国連の専門機関のこと。
=さ行=
作付面積
種まきまたは植え付けした部分のうち、作物が発芽・定着した面積のこと。
残留農薬
野菜などの農産物に残っている農薬のこと。農薬ごとに食品安全委員会によって残留基準が定められている。食品衛生法によって、基準値を超える食品の販売・輸入は禁止されている。
JA
「Japan Agricultual Cooperatives」の略。農業共同組合(農協)のニックネームのこと。
Jターン
地方から大都市へ移住した人が、生まれ故郷の近くの規模の小さい地方大都市圏や、中規模な都市に戻り定住すること。
自生
人工的ではなく、自然にそのまま生えていること。
施設園芸
ビニールハウスやガラス室で果樹・野菜・花きなどを栽培すること。
支柱
株が倒れないように配置する細竹やパイプのこと。
自動除草ロボット
AIと画像認識カメラなどを搭載し、自律走行しながら雑草と作物を見分けながら除草するロボットのこと。
自動運転農機
GPS機能を使用し、人が乗らずに自律走行し農作業ができるトラクター・コンバイン・田植え機などのこと。
飼料
家畜などを飼育するための食料・エサのこと。
遮光栽培
遮光剤などを用いて、強行線を一定の程度に遮り、開花期を調整したりする栽培方法。
シェード栽培ともいう。
シュート
葉を含んだ枝全体のこと。
周年生産(周年栽培)
野菜などを季節を問わず、旬に限らず一年間を通じて生産・栽培すること。
就農支援制度
新規就農者が農業を始めるにあたって活用できる、国の制度のこと。国の共通制度とともに各都道府県ごとに設置されたそれぞれの独自の支援制度もある。
就農準備校
在職中のままで農業の技術や経営方法を習得できる農業研修施設。
集落営農
集落単位で施設や機械などを共同利用し、農業を営むこと。
新規就農相談センター
全国農業会議所内に設置された相談窓口のこと。
水耕栽培
肥料を含んだ溶液に植物の根を浸して栽培する方法のこと。現在では、根菜類の栽培も可能になっている。
スマート農業
就農人口の減少や少子高齢化などの社会問題を背景に、人的作業軽減を実現化させようとする取り組み。AIやロボット・ICT・IoTなどを活用して、農作業の自動化やデータ化や分析を行う農業のこと。
生産緑地
生産緑地法に基づいて、農業を継続することを条件に固定資産税・相続税等の税制優遇を受けることのできる農地のこと。
青年等就農計画制度
国が設けた新規就農者に対する金銭支援制度のこと。各市区町村の農業経営基本構想に基づいた就農計画を作成し、認定を受ける制度。
=た行=
堆肥
落ち葉や藁などの植物有機物が微生物によって完全に分解された肥料のこと。
太陽熱消毒
太陽を利用して環境に負荷をかけることなく土壌の害虫を駆除する方法のこと。透明なピリエチレンなどで畑を覆い行われる。
多年草
何年も枯れずに同じ株から花を咲かせる植物のこと。
中央卸売市場
農家などの生産者から生産物を集荷し、委託を請け小売人や仲買人に販売する組織体。
東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・福岡などに設置されている。
追肥
生育中に与える肥料のこと。効果が早く現れる即効性肥料を使うことが多い。
TTP
「Trans-pacific Partnership」の略。環太平洋パートナーシップ協定。太平洋を取り巻く12カ国により貿易に関する輸入関税の撤廃・軽減について交渉を行う。
摘花(てっか)
花を摘み取る作業のこと。
土地改良法
農業における生産性向上や、農業総生産増大を目的にした、農地整備開発事業を円滑に進めるための法律。
登録品種
米麦・野菜・果樹・花き・飼料などに適用される品種登録制度に採用された品種のこと。登録の有効期間は野菜・花きが25年、果樹・観賞樹などの永年植物では30年。
土壌改良
土に堆肥や腐葉土・石灰・パーライトなどを混ぜ、状態を良くするために行うこと。
取り蒔き
採取した種子を、すぐにそのまままくこと。
トンネル栽培
畝(ウネ)全体をビニールやポリエチレンで被覆して保温することによって、収穫を早めることができる栽培方法のこと。
ドローン
遠隔操縦または自立飛行する無人航空機のこと。農業では農薬や肥料散布などに活用されている。
=な行=
認定就農者
新規就農を希望する人が、就農計画認定制度に基づいた就農計画を作成し、各都道府県知事から認定を受けた人のこと。
農家
農業を家業としている世帯のこと。
農家民泊
田舎暮らしを体験したい人のために、農家や林漁家の方達が、非営利で生活の場を提供すること。
農業共済組合
農家が組合員となって構成運営する法人のこと。自然災害などで受けた被害による損害を共済金で補填する。
農業協同組合
農家同士の相互扶助と営農支援と生活を高めるためることを目的とした協同組合。JAのこと。
農業コンサルタント
農業経営を中心に経営者のサポートを行うコンサルタントこと。経営だけでなく6次産業化を支援したり、スマート農業支援など営農に関わる分野のサポートを行う仕事です。
農業法人
経営管理能力の向上・対外信用力・人材確保・事業継承の円滑化などを目的として、農業を法人で経営すること。
農地バンク
正式には、「農地中間管理機構」のこと。農地の貸し借りにおいて、中間的受け皿を担う仕組みのこと。全都道府県に設置されている。
農地法
農業生産を保護することを目的として、農地転用や権利取得などを定めた法律のこと。
=は行=
バイオテクノロジー
バイオロジー(生物学)とテクノロジー(技術)を組合せた言葉。遺伝子組換えなどの技術が含まれ、ゲノム科学の発展によりさらに拡がりをみせている。
配合肥料
2種類以上の単肥を混ぜ合わせた肥料のこと。
培養土
園芸植物に使われる、土に肥料・有機物を混ぜ合わせたもののこと。
ハウス栽培
施設園芸のうち、ビニールやポリエチレンで囲われたビニールハウスを用いて栽培を行うこと。
品種改良
作物や家畜の新しい品種を人工的に作出すること。
ppm
「parts per million」の略。主に濃度・存在比率を表すために使われる。100万分のいくつかを表す。
肥培
肥料を与えて作物を育てること。
ピンチ
摘芯のこと。主に果樹などで、生育中の枝や茎の先端生長点を摘み取ること。ピンチングともいう。
ブロッキング
株間に切れ目を入れて、苗の生育を遅らせたり根張りをよくするために行うこと。
pH(ペーハー)
溶液中の酸性・アルカリ性の度合いをしめす単位のこと。
圃場
菜園や畑などの作物を育てる農地のこと。
匍匐(ほふく)
茎や枝が地面を這って伸びること。
=ま行=
マルチ
畝(ウネ)をポリエチレンなどのシートで覆うこと(マルチング)。地温の調節や乾燥防止・雑草抑制などの目的と効果がある。
水栽培
土を使わずに水だけで花を咲かせる栽培の方法。クロッカスやヒヤシンスなど。
元肥(もとごえ)
栽培する前に田畑に施しておく肥料のこと。
=や行=
薬剤散布
病気や虫の予防・駆除・殺菌を目的として、農薬を散布すること。
有機農業・有機農法
農薬や化学肥料など人工的な資材は一切使わない、自然農法のこと。
遊休農地
耕作の目的に供されていない農地のこと。
Uターン
地方から都市部へ移住したのちに、再び故郷へ戻ること。
=ら行=
6次産業化
1次産業者が生産だけに限らず、加工(2次産業)〜販売・流通(3次産業)までを行うこと。
輪作
土壌での連作障害を防ぐため、いくつかの作物を一定順序で繰り返し栽培すること。生産力の向上にもつながる
露地栽培
作物を野外で栽培する方法のこと。
=わ行=
和牛
黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種の4品種の牛を指す。
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